chiemolerat: おとぎ話　BIG BANG ATTACK!! のジャケができるまで〜その４アルバム名決定編〜

さて、おとぎ話　BIG BANG ATTACK!! のジャケができるまで〜その１〜スケッチ編
の続きは、

この感じでちょっと進めて行こう！！
ってなった後の話をする予定だったのですが、熱くなりすぎてしまい、
HOKORIを語らずしてBIG BANG ATTACK語れず！がゆえに、２日に渡ってHOKORIのアートワーク制作の話をしてしまいました。

それではBIG BANG ATTACKのアートワークの作成の話にもどります。

まず、ああいう感じで進めていこう！
ということを決める大きな決め手になったのは
夜中の２時くらいに千尋の元にかかってきた有馬氏の電話がきっかけでした。
あの段階に決まる前は、まだアルバム名も決まっていない状態だったのです。

ぷるるるるー

ちひろの携帯が深夜になった。昼間でもお母さんぐらいからしかかかってこない、
ちひろの携帯がなった。

画面を見ると
-有馬さん-
の文字

ちひろ「〜はいー。（半分ねてる）」

有馬氏「あ〜おっすおっすおっすおっす〜〜！おつかれおつかれおつかれ〜！寝てた〜？？」（あの声で）

ちひろ「う〜はい〜寝てました〜むにゃむにゃ」

有馬氏「あ〜今さー、飲んでたんだけどさー！アルバム名決まったから！！！！」

ちひろ「えーーーー！」（起きる）

有馬氏「あんねー・・・・・・・・ビッグバンアタック！！！！」

ちひろ「どえーーーーーーーーーー！！（完璧目が覚める）やばいですね！！ビッグバンアタックぎゃはははは〜〜！！爆笑」

有馬「んもうねー最高でしょ、最高だよナ！！、あ、これね、知ってると思うけど、ベジータの一番強い必殺技！！！！！！」

ちひろ「うわ〜、、きましたねーー」

有馬「きたな！コレは来たでしょ！」

ちひろ「はい〜まさかそうくるとは〜」

有馬「んまあ、そういうことだから、キャッキャッキャ！ジャケットとかよろしくよろしくナ！んじゃな〜！はいはいはいはいはい〜んじゃねんじゃねんじゃね〜」

プツッ

と、アルバム名が決まり興奮気味の有馬先生からの電話の後
は
言うまでもなく、興奮冷めやらぬちひろからスカイプでイギリスにいる私に国際電話がかかってくる！！！

ちひろ「おい、ねえちゃん！！！！」

ちえ「んーなんした〜？（どうした？）」

ちひろ「あんね、今有馬さんから電話かかってきてね、アルバム名決まったってばい！！」

ちえ「えーーーー！！なになになに＝＝＝！！？」

ちひろ「・・ビッグバンアタック。」

・・・その後の二人のリアクションはみなさんのご想像の通りでございます。

※　ちなみに有馬氏と話されたことのある方なら分かると思うのですが、有馬先生の語り口は忠実に再現させて頂きました

そうしてアルバム名の決定を告げられ、
もっともっと確かなビジョンが見えてきた私たちは

やっぱ宇宙で爆発でカオス！！
って感じで行こう！となったのでした。

んで、エネルギーが燃え上がってるようなものがいい、とおもって
こういう感じで描いてみた。

その絵を２重にしてもっと迫力がでるようにしたり

色を変えてみたり、もう一つ、金色の鉛筆描きのレイヤーをつくって、合わせてみたりした。
この時は、落ち着いてはいるが、”そこに確かに激しく燃えているものがある！！！！”
というようなのがいいな、と思ってた。

んで、でもやっぱシンプルでクールすぎるのは性に合わないし、なんかもう中にぐちゃぐちゃ何かいてもいいんじゃないか、っていう話になって
ちひろがそれに合うようにいろんなキャラクターをもじゃもじゃ描いた

まことにもじゃもじゃ

この絵をさっきのに合わせてみた

なんかもじゃもじゃしすぎて、逆にインパクトないんじゃないか、、ってことになって、、
（個人的には、今これを見直すと狂ってる感じがよいとも思います。）

数を減らして置いてみた

ん〜でもなんかいまいちね〜
ってなって、

キャラを散らばしてみた

んで、予想と反して実際に二人の絵を合わせるとなんか違和感があったり、
いまいちインパクトにかけてたり、あれ〜
これでイケるはずだったのに、なんか違うよね、、なんだかな〜
と、ちえちひろは袋小路に入ったのでした。。

これをどうやって切り抜けるのだ！ちえちひろ！

ちえちひろのBIG BANG ATTACKのアートワーク作りの試練はまだまだつづく。。

ちなみに

ちひろ画伯は、私が上に載せた画像達をいろいろ編集している間に、また新たな方向性、可能性を模索するべく、いろんな絵を描かれてました。
ここに載せますー